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モートン病の方にオススメの靴の履き方
モートン病の方にオススメの靴の履き方
こんにちは。京都府京田辺市で市位整骨院・鍼灸院の院長をしています市位です。
1月から全国旅行支援も再開され、お出かけされる方も増えているようですね(^^)
旅行をするときっていつもと違う靴を履いて多く歩くことで足が痛くなってしまったという経験をされたことはないでしょうか。
私は経験ありです(笑)
やっぱり使い慣れたものや自分の足にあっているものを使うって大切ですね(^^)
そこで、今日は足の指に痛みやしびれがあるモートン病の方に知って欲しい「靴の履き方」についてお伝えしたいと思います。
靴の履き方といってもむずいかしい事はなく、明日からでも実践していただくことができる内容となっておりますので、モートン病や外反母趾などでお悩みの方は、最後までご覧いただけると幸いです。
靴はフィットすればいいとは限りません
モートン病になって足指のしびれや痛みが続くとなかなか症状が改善しないことも多くあります。
長期間続くモートン病の痛みを改善するためには、「日常的に足にかかる負担を少なくする」ことが重要です。
今日、お伝えするモートン病の方に適した靴の履き方を実践していただくことで、日常的に負担がかかっていた足裏への刺激を軽減することができます。
日常的な負担が減る結果、神経の過敏な状態も少しづつ改善させることが可能となります。
モートン病によって足の指がしびれてしまったり痛みが出てしまう原因として考えられるのは、足の親指と小指の付け根を結ぶ「横アーチ」というアーチの構造が崩れてしまっている可能性が高いです。
この横アーチと呼ばれる部分のアーチが崩れることにより、足の中指と薬指の裏側にある神経が地面に強くあたったり強く押さえつけられることで神経が過敏な状態となって足指のしびれや痛みを引き起こすモートン病になる恐れがあるのです。
今回、このようにモートン病でお悩みの方におすすめの靴の履き方についてご紹介しようと思ったのは、当院にご来院いただく方からも靴についてよくご質問いただくことやモートン病に限らず外反母趾、その他足の不調に対して日常的に使う靴は重要な役割を果たしているため、日々足にかかる負担を少なくできる方法をお伝えすることで外反母趾やモートン病でお悩みの方にお役立ていただければと考えました。
靴ひものしめ方が重要です
モートン病の方におすすめの靴の履き方には重要なポイントがあります。
明日から実践できる簡単な方法ですので、ぜひお試しください。
①紐靴を選ぶ
外反母趾やモートン病で足が痛む場合は、足の前側のしまり具合が調節できる紐靴を使うことが大切です。
②足の形と紐のしめ方
まず、靴の紐を先の方まで軽く緩めた状態にしましょう。
次に足を入れてから足の指を軽く曲げた状態にしてください。グーをした状態ですね。
グーの状態を維持したまま靴の紐を軽くしまる程度にしめていきましょう。
下から3個目くらいまでしめれたらグーの状態を楽にしてください。
後はそのまま上まで紐をしめて完成です。。
後はそのまま上まで紐をしめて完成です。。
指を曲げたままの状態で紐をしめることで、足裏に空間を作ることができるため横アーチを上から押しつぶすことなく程よい空間を保ったまま靴を履くことができます。
↑紐靴の↓部分を強くしめすぎると母指球(親指の付け根)と小指球(小指の付け根)の間を上から押しつぶしてしまう力が加わり、母指球(親指の付け根)と小指球(小指の付け根)をつなぐ横アーチがなくなってしまいます。
横アーチが押しつぶされると薬指付近が地面と接触する回数が増加し、モートン病を悪化させることも考えられます。
横アーチが押しつぶされると薬指付近が地面と接触する回数が増加し、モートン病を悪化させることも考えられます。
↑イラストのように紐靴の紐をしめる際に軽く足の指を曲げた状態でしめることで横アーチを上から押すつぶすような圧を弱めることができます。
↑紐靴の紐をむすぶ際に横アーチが足つぶれないように履くことでイラストのように横アーチが保つことができるのでモートン病の悪化を防ぎ回復も早めることに繋がります。
まとめ
足の薬指付近がしびれたり痛む症状がでるモートン病は、足の親指と小指を結ぶラインにある「横アーチ」というアーチのが押しつぶされたような状態となることで、アーチの構造が崩れて中指薬指の足裏にある神経を圧迫して足指のしびれや痛みといった症状を悪化させてしまいます。
モートン病は一度しびれや痛みが発生すると長引く可能性があります。
それには、足裏は歩いたり立つことで日常的に負担がかかることが多いということが関係しています。
歯がしみるのと同じように一度過敏になった状態の神経は刺激を減らさない限り、なかなか改善されないことが多いです。
そこで、本日ご紹介した靴の履き方に取り組んでいただくことで、日常の生活において知らないうちに負担がかかっていたものを軽減することが可能となり、モートン病の症状を改善することにも繋がります。
お気に入りの靴やカッコイイ靴も足指が痛くて履けない。といったお悩みもあるかと思いますが、日常的にかかる負担を少しづつ減らすことで、また足の痛みやしびれを気にせずお出かけできるようになりますので少しづつ頑張ってみてください。
最後に
本日もブログを最後までご覧くださりありがとうございます!
今日はモートン病に効果が見込める靴の履き方についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
お悩みの解消に少しでも役立つことができていればうれしいのですが(^^)
このブログをご覧くださったあなたもお体のことでお悩みかもしれません。
体の不調や怪我は長く続くと本当につらいと思います。
ご自身で「メンテナンスをしよう」「解決しよう」とたくさんの方法を調べられているけど、なかなか「解決できない」とお困りのときは、当院でお力になれる可能性がありますので一度ご相談くださいね(^^)
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
プロフィールはこちら:http://ichiiseikotsuin.com/profile.html
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■ 筆者について
院長 市位 尚也(いちい なおや)
柔道整復師
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